マスターベーション研究室

LABORATORY

皆さんはマスターベーションとどのように向き合っていますか?

はずかしい?
きもちいい?
たのしい?

人には見られたくないという恥ずかしさは伴うため、罪悪感、背徳感を伴ってしまいますが、
性欲は生物として自然な事。性欲は我慢しないで、うまく付き合うことが大切です。

性欲は無理に抑制せず、うまく付き合うべし

自慰行為はしてはダメ!! と教育された方もいるかもしれません。
どうしても人には見られたくないという恥ずかしさは伴うため、
罪悪感、背徳感を伴ってしまいますが、性欲は生物として自然な事。男性ホルモンの影響を受け、男女共に性欲はあります。
生理中女性もムラムラするのは、普段より男性ホルモンが優位になるからです。
男性ホルモンの分泌は18歳前後がピークですが、そこから来る性欲に抗うのはかなりの困難でしょう。
ムラムラしたら我慢せず、うまく生活の中でコントロールしていく事が大切です。

マスターベーションのメリット

自然な性欲を上手にコントロールする事で、ストレスを発散させ、リラックス効果が得られ、 安眠にもつながります。また、自分を知らずSEX本番を迎えるというのも不安な事。
最近ではアンダーヘアを脱毛する若者も増加しており、
プライベートゾーンのケア用品も多く発売されています。
性欲処理もそんな日常ケアの一環として捉えてみてはどうでしょうか。
中にはパートナーへの浮気につながるとしてマスターベーションを避ける方がいらっしゃいますが、
自分の快感を知る事で、よりパートナーとの時間を充実させる事にもつながります。
また、普段のプライベートゾーンの状態を知っておくことで、性感染症などの異常を想起発見する事にもつながります。
適度に性機能を使用する事は、将来的な機能維持にも有効です。

マスターベーションが招くトラブル

近年増加している問題が、男性の腟内射精障害です。これは、SEXで快感を得られず射精に至らないため、
晩婚化が進んでいる現代、結婚してさあ子づくり出産だ という段階で露見し、腟内射精障害の原因の多くは、
間違ったマスターベーションによるものです。
永年快感と共に慣れ親しんだクセは修正する事が難しく、有効な治療はありません。
また、SEXで快感を得られないという事で相手の女性も自分に魅力がないのかと傷付くことでしょう。
では、何が問題か、簡単に言うとSEXとは異なる性感での射精に慣れてしまう事です。
「床オナ」は有名ですが、畳文化の日本特有の問題で、畳や座布団、
壁などにペニスを押し付ける「圧迫」で快感を得ることによります。
強く握りしめる事も同様と言え、女性の膣は握力ほど強くありません。
次に「足ピン」問題があります。これは、特定の姿勢でしか射精やオーガズムに達せないというもので、
同じく永年の蓄積によるものです。人体には無い機能や刺激のあるオナホール、バイブなどの快感に慣れてしまう事で、
いざSEXしてもこんなものか というのは残念なことです。
これはアダルトグッズという道具だけではなく、現実とは異なる想像・妄想でも起こり得る問題です。
しかしながら、必ずそうなるという訳ではなく、個々のプライベートな楽しみに口出しするつもりはありません。
適度に楽しみながらこのようなレアケースもあると、たまには意識していただければ幸いです。

正しいマスターベーションのススメ

では、正しいマスターベーションとは何か? 簡単に言えばSEXと同じ性感、シチュエーションで行う事です。
現代では優れたあらゆるグッズが発売されています。あくまで自己責任となりますが、
一度アダルトショップを覗いてみて活用してもいいかもしれません。昔とは異なり、訪問しやすく清潔な店舗も多くあります。
そもそもローションなしではSEXと同じ摩擦による刺激を得る事は不可能で、このようなグッズが無かったからこそ、
間違った性感に慣れてしまったのかもしれません。
ペニスに触れる時は、殻を剥いたゆでたまごのように、亀頭までマッサージしましょう。
清潔な手で爪やささくれに気を付けてというのは、自分だけでなくSEXの時のマナーでもありますね。

タートルネックに隠された問題

包茎は治療すべきなのか? 男性は気にするようですが、
女性からすればペニスの皮の構造などを理解している方は少ないようで、気にする以前によく分かりません。
勃起した際に手でめくって亀頭が露出すれば、特に問題はありません。
手術が必要なタイプは真性包茎と言われるもので、手で剥いても亀頭が露出しない、勃起時突っ張って痛い場合だけです。
しかし手術を希望される方は、トラブルとして術後のマスターベーションで快感が得られなくなったという例が多い事を覚えておき、
事前に医師に相談してください。手術中に、このままでは傷が残るので、ワンランク高いコースをお薦めされ、
高額になってしまったという金銭トラブルも過去にはあったようです。なかなかオープンにしづらい問題ですので、
じゅうぶんに納得したうえで臨みましょう。

プライベートゾーンのケア(腟内を除く)

SEXの際は、顔と同じくパートナーの目前に触れる部分です。素敵な相手であっても、恥垢、ニオイ、
陰毛に絡んだイロイロなどがあっては百年の恋も冷めるかもしれません。そもそもプライベートゾーン回りは湿度があり、
菌の繁殖しやすい環境なので、清潔に維持したいところです。
男性器では、ペニスが亀頭が覆われた状態では、尿や精液のカスが溜まっているかもしれず、菌が繁殖しやすい状態です。
たまにめくって洗浄してあげましょう。女性器はシワに汚れが溜まりやすいので、一度鏡で見てみるのも良いかもしれません。
共に言えるのは、過度の洗浄はNGということです。擦りすぎずやさしく洗浄しましょう。

コンドーム・マス法でペニス感度を上げる

遅漏、腟内射精障害の対策として自宅でも出来る方法です。
正直なところ、気持ちよさを我慢するため治療が困難であるのはこういう部分で、
鈍くなった感覚を取り戻すための修行期間が必要です。

(方法)
・コンドームの内側にゼリーを入れる
・挿入をイメージして、亀頭を含めて動かす
・刺激の少ないこの状態での性感に慣れる

最も慣れ親しみのある性でありながら、
授業では出てこないのがマスターベーション。

正しい情報がないまま、長期にわたり床や圧迫など、SEXとは異なる刺激にクセが付いてしまうことで、将来のSEXにおいて気持ち良く無い、射精できない等の問題が起こり得ます。
治療が難しいため、自己の性欲を正しくコントロールしましょう。

男性の場合

男性がマスターべーションを行う回数は、週に「3回以上」が44.5%、「1~2回程度」が43.9%(2004年当社調べ)とかなり積極的。
しかし、男性は性器が外部にあるため、マスターベーションにおいても、ついその扱いが手荒になりがちです。
手による強いグリップと摩擦は、ペニスを傷つけるだけでなく、女性の膣の刺激では射精できないという「射精障害」や「遅漏」の原因になります。
かと言って潤滑効果を期待して、手近にあるボディ用ローションや石鹸を使用すると、傷口や尿道が「しみる」「かゆくなる」などのトラブルが起こることもあります。
男性のマスターベーションにおいては、「安全な潤滑成分」による「適度な刺激」を心掛けたいものです。

トラブルの原因例

  • 強い刺激を与えすぎる
  • 潤滑に適切でないモノを使用
  • 皮がのびるようなシゴキ方
  • ムリヤリ射精をガマンしての精液逆流
  • 包茎時のメンテナンス不足
  • 想像力を働かせていない

マスターベーションの大切さについて

マスターベーションのトラブル

ジャパン・セックスサーベイ2020によるとマスターベーションの回数は…
かなり積極的に行われています。射精を定期的にすることは、精子の製造を促します。そのため、マスターベーションはとても大切な行為なのです。しかし、男子は性器が外部にあるため、触れやすく、マスターベーションにおいてもついつい扱いが手荒になりがち!

射精障害って知ってますか?

いざ、女性との性行為を行うとなったとき、今までのマスターベーションの強烈な刺激が当たり前となり、いざ挿入しても、膣では射精しにくい、または、射精できないことを言います。
また、想像を働かせず、アダルト動画などを見てのマスターベーションの増加や、男性の草食化や晩婚化により、男性の初体験が遅くなるなど、男女のコミュニケーションが減少し、さらに心配が増します。

草食化・晩婚化・ネット動画… 未来が心配!

こんな失敗談も!!

  • 爪でひっかいて血が出た
  • セックスで射精しにくくなった
  • 性器がかぶれた
  • 特定の姿勢でないと射精しにくい
  • 射精を我慢して、精液逆流をおこした

正しいマスターベーションのススメ

五感の刺激によって起こる射精したいという欲求は、ごく自然な現象です!
無理に我慢をするのではなく、自分の性をコントロールすることが大切!

マスターベーションのいいところ

  • 自分の性欲を上手にコントロールすることができる
  • ストレスを発散させ、リラックス効果も
  • 早漏防止につながる
  • 性機能維持の秘訣

マスターベーションのススメ

  • 力を抜いて、リラックス
  • グリップ力が強すぎるのはダメ
  • カラダを傷つける危ない道具を使っちゃダメ
  • 安全とわからない液体もダメ
  • 殻をむいたゆで卵を扱うように優しく!

ジェルを使った方が安全で気持ちいい

  • 皮膚を傷つける危険が減るなど、安全性がアップ
  • リアルに近い感触で気持ち良さ倍増
  • 特有の音による聴覚快感も楽しめる
  • マスターベーションのバリエーションが増える
  • 摩擦軽減で射精障害がおこりにくくなる
  • 将来のセックスでの障害を避ける

女性の場合

女性は男性とは異なり、マスターベーションの回数は少なく、週に「3回以上」が15.8%、「1~2回程度」が27.6%(同当社調べ)です。
また、少数派ながらマスターベーションをしている女性の10%が、バイブ・ローターなどの器具を使用しています。
女性の場合、「膣」「クリトリス」「胸」など性感帯は多様ですが、性器の構造上ちょっと注意したいのが膣粘膜。
自浄作用はあるものの、成分が残留しやすく、体内への吸収もしやすいため、製造メーカーの記載もないようなローションの使用などは、絶対に避けるべきです。
特に現在市販されているほとんどのローションはシャワーでも簡単に流れ落ちにくいため、成分残留が心配です。
女性のマスターベーションでは、何よりも「安心できる成分」のものを使って、性器や乳房だけではなく、自分が気持ちいいと思うところに触れて、リラックス感を楽しむことが大切です。

トラブルの原因例

  • 強い刺激を与えすぎる
  • 膣粘膜に不安な潤滑剤
  • 異物挿入
  • 情報交換が少ない
  • 交流・情報不足・罪悪感

女性のマスターベーションのトラブル

2010年ジェクス携帯サイト調べによるとマスターベーションの回数の回数は…
女の子も8割以上の方がマスターベーション経験ありと答えています。しかし、女性のマスターベーションは、後ろめたい行為と思われ、語られることがありませんでした。そのため正しい方法や間違った方法など情報や知識があまりないままにマスターベーションを行い、後悔をする羽目に。

こんな状況を想像してみて!!

たとえば、体に塗るローションが膣内に入っても大丈夫と思っていませんか?
膣内は毛細血管が集まっているところ。
もし刺激だけではなく、毒性のものや、カビや病原菌などが中に入ったら…とても怖いです!

正しいマスターベーションのススメ

女性も性欲がおこるのは男性同様、ごく自然な現象です!
自分の体を知り、大切にするという意味でもとても自然な行為なのです。

マスターベーションのいいところ

  • 自分の性欲を上手にコントロールすることができる
  • 自分の体を知り性感帯を発見できる
  • セックスの時にオーガズムを得やすくなる
  • ストレスを発散させ、リラックス効果も
  • 普段から体をさわることにより、病気などの早期発見に

どうやってしてるの?

  • 自分の部屋で下着の上から触る(16歳)
  • ベッドで寝ころんで指を入れたりしてる(17歳)
  • 彼氏にもらったローターで(21歳)
  • ベッドの中で携帯でHな小説を読みながら(17歳)
  • お風呂でシャワーを使って(19歳)
  • 服の上からアソコや乳首をさわる(20歳)
  • エッチな想像をしながら(25歳)

ジェルを使った方が安全で気持ちいい

専用ジェルを使うと!!

  • (安全な)道具にジェルを塗るとより自然なマスターベーションが楽しめる
  • 皮膚を傷つける危険が減るなど、安全性がアップ
  • いろいろな部分にジェルを使えば気持ちよさも倍増